－　どうして結婚相談所のカウンセラーになろうと思ったのですか？　何かきっかけなどあれば、教えてください。

会社員として勤務している間、営業職部門で働いておりました。以前より人様と関わる仕事で独立をできたらと考えていたのです。
そんな矢先、書店でビジネス本を見ていたところ、ベンチャービジネスの中でこの仕事があることを発見したのです。
仲人業が今後益々必要になってくる産業ではないかと常々思っていたもので、自分の特性を信じカウンセラーをすることを決めたのです。
早速この業界の本部を訪ねたのがきっかけでした。今では天職と思い仕事に打ち込んでおります。

－　カウンセラーとして、心掛けていることはありますか？

この仕事は、それぞれの人間がそれぞれの異なった意志で結婚というゴールに向かっています。その中で、やはり気力体力が充実し続けないと成果は表れません。したがって、日ごろ会員の気持ちを尊重しながらお世話していくことにしております。
そのためにも、仕事を離れてからの私的な時間を大事にしております。そのことが仕事へのバネになることが多々ありますね。

 －　このお仕事の辛いこと、またはやりがいのあるところはどこでしょうか？

「苦労を楽しめ」という言葉がありますが、目的にを達成するまでに苦難が必ず付きまといます。よく言うのですが、幸福をつかみ取るというのは、そんな簡単なものではありません。
素晴らしい伴侶を求めるのであれば、自己研鑽もひつようですが、自分というものをよく知る必要がありますね。
そのことを教えねばなりません。その人なりに合った方が必ずいるのです。そのためには、活動中、より自分にふさわしい相手をカウンセラーとともに見つけ出すところに苦労と喜びを感じるものです。

 －　今のお仕事をしていて良かったと思うことは何ですか？

一つにはいろいろな面で結婚後、交流が持てたり友達になったりもできます。そのことが自分にはないものを得られたりもすることですね。
ということで、友人知己が増えたことですね。
そのことで、生活上いろいろな協力者が現れて、逆にお世話になることがありますね。
さらに、カウンセラーとしての冥利に尽きるのは、いろいろな職業の会員さんがおられますので、自分のわからない世界を知ることができますね。

 
－　カウンセラーとして始めたばかりの頃と比べて、お仕事に対してのイメージは変わりましたか？

当初、もう少し平易な仕事かと思っていましたが、実に奥の深いそれぞれの人生をきめる大変な仕事だと思うようになったのですが、奥の深い仕事だけに、味わいも深いものがあると感じています。

－　プライベートなお時間には、何をされていますか？

私的な時間は、これからも大事にしていきたいと思っています。自分はスポーツ、特にゴルフですね。
あとは、ＴＯＥＩＣを受けるための英語の勉強、読書でしょうか。晴耕雨読が好きのですね。 

－　大野さんが思う、結婚相談所カウンセラーの仕事の魅力とは、どのようなものでしょうか？

ビジネスの点でいうと、それほどメリットは感じられません。
ただし、人生の３大テーマの一つである結婚ですから、成就するにはそれなりにカウンセラーとしても試練を乗り越えなければなりません。
しかし、これまでたくさんの成婚者が誕生したことは、どこかに私どもカウンセラーが作り上げた作品が存在しているのです。
このことが、とりもなおさず大きな結果を残した喜びになっているのです。

－　婚活市場の変化を毎日肌で感じられていると思いますが、今の婚活市場をどう思われますか？

この業界の群雄割拠賑わいを見せていますが、玉石混交しのぎを削っているのがわかりますが、業界の質向上には内容を充実させていっていただければと思います。
巷間料金のかからない出会い系サイトがかなり広まっておりますが、内容はあまり感心できるものでなく、相談所業界がもう少し充実してくるといいですね。

－　この記事を読まれている方へ、何かアドバイスなどあればどうぞ！

人生は何かをすると短いものだが、何もしないとながいそうで、しかし何かをしないと生きては行けそうもありません。
そんな中で、一人で生きるより、二人のほうがより充実した人生があることを知ってほしいです。
一度は結婚したほうがいいと思います。
二人のほうが、３倍、４倍と効果を発揮する時がありますね。

－　以上、インタビューにお答え頂き有難うございました！

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