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My Parents / celebdu

＜質問＞

３５歳の子供を持つ母親です。
未婚化・晩婚化が叫ばれる今日この頃で、うちの子供もご多分に漏れず、独身です。
彼女もいる様子はなく、結婚する気があるのかないのか、特に婚活をしている様子もなく、親としては見ていて子供の将来が大変心配です。

最近では、親同士のお見合いも流行っているとテレビなどで見かけました。
しかし、当人がその気で無いのに、親が出しゃばって出ていくのも、少々気が引けます。

実際、他の親御さんはどうされているのでしょうか？

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＜ご質問についての回答＞

同じように悩まれている親御様は、正直に言って大変多いです。

当相談所においても、親御様と子供さんが一緒に来所されるのはもちろん、お父様、お母様がひとまず単独で、ご相談にいらっしゃるケースも少なくありません。

親御様が単独でいらっしゃる場合、お母様がおおよそ８割、お父様が２割程度です。ご両親様が御一緒にお見えになる場合もあります。

ご質問の内容は、ほぼ同じで、「そろそろ結婚してもよい年頃なのに、結婚の話が息子（娘）からまったく出ないのですが、どうしたらよいでしょうか？」というものです。

やはり自分たちの世代は、結婚して当たり前だったという感覚があり、「妙齢になっても結婚できないのは、何かうちの子供に問題があるのではないか？」とご心配されるのです。

そして、親として、お子様の将来を心から心配されて、結婚をして、自分の家族を持った方がいいという信念の元、何か子供の婚活の手伝いをしてあげたい！という想いが強く伝わってきます。

ここでの懸念材料としては、「子供本人が希望していないのに、親が勝手に結婚相談所へ相談に行き、資料を持って帰ったりするのはどうなのか？」ということです。

良かれと思ってしたことが、却って子供のやる気を削いだり、親子関係に悪影響を与えるのではないかと危惧される親御様も少なくありません。

実際のケースを申し上げれば、ご来所された親御様にお願いされて、離れて住んでいる息子様へご紹介のお電話をしたところ、「自分は結構です」と即座に断られたこともございます。

しかし、お話を聞きに単独でご来所された親御様の６割くらいは、息子さん・娘さんと、その後、ご一緒に再来所されています。

親御様の真剣な想いに動かされてということが最大の理由ですが、何か婚活を始めなくてはと思っていたところに、ちょうどそういった話が来たので、どんな内容なのだろう？、また、どういった人が入会しているのだろう？という関心もあって来ましたという方が多いのです。

また、結婚相談所というのは、他の婚活サービスの中で「最後の砦」と多くの人から思われているように、上位に入る成婚率を誇りますが、その分費用もかなり高価な部類になります。

そのため、親御様から子供さんへお話を持って行く場合、その費用の一部、もしくは全部を親御様が持つというケースも少なくないので、「そこまで親は自分の結婚について心配しているのだ」ということでご来所される息子さん・娘さんもいらっしゃいます。勿論、きちんとご自分の意志で入会されて、費用もご自分で負担なさる方も多数おられます。

費用云々の話はともかく、親御様が率先して子供の結婚を考えるというのは、決して、お子さまの自立を妨げることでは無いと思います。

昔は、女性は２０代後半、男性は３０歳前半にもなると周りが心配して結婚をサポートするという文化がありましたが、最近ではそういったことは期待できない時代になっています。

そのため、本人に出会いに対する積極性が無くて、いつのまにか、年齢だけ重ねていく人が増えています。

そういった中で、親御様の想いは、子供さんが真剣に婚活に取り組む、よい刺激やきっかけに十分になり得ると思います。

お子様たちが、少なくとも、『１００％の拒否はなさらず、少しは聞く耳をお持ち』である限り、親御様の熱意はいつかは実を結んで行かれると、長い経験から実感しています。

もちろん、息子さん・娘さんご本人の意志が最終的には一番大事ですが、少なからず結婚への意志がご本人にあるのであれば、親としてそのサポートに尽力なさるというのは、本当に、親御様の大きく深い愛情の賜物だと心から思っています。

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