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都会と田舎、どちらが結婚に有利?

2015.07.13婚活ニュース

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就職や大学進学で、上京している人は多いと思います。

必然的に、都会と田舎を比べる機会が出てくるのですが、その中でも「結婚チャンス」という点において考えたことのある人は少なくないのではないでしょうか!?

そういう私も実家が岡山県の北部ということもあり、高校時代までかなりの田舎に暮らしていました。

なので、田舎の事情にもそれなりに理解できるところがあります。

 

まず、データから見てみましょう。

<都道府県別にみる平均初婚年齢>2010年データ

1.福島県 (27.9歳)

2.青森県 (28.1歳)
2.山形県 (28.1歳)

4.和歌山県  (28.2歳)
4.岐阜県 (28.2歳)
4.山口県 (28.2歳)
4.岩手県 (28.2歳)
4.三重県 (28.2歳)
4.佐賀県 (28.2歳)
4.鹿児島県 (28.2歳)

 

45.京都府 (29.2歳)
46.神奈川県 (29.4歳)
最下位.東京都 (29.9歳)

 

という結果になっています。
データが2010年ということで、少々古いため、2015年現時点では、若干順位と年齢が異なっています。

ただ、「(極端に人口密度の低い農村部を除き)人口密度が上がる地域ほど、平均初婚率は下がっている」ということが言えます。

そういう意味では、「都会は田舎よりも、結婚しづらい環境にある」と言えるのかもしれません。

 

それでは、田舎に住んでいる人が早く結婚する理由とは、何でしょうか?

いわゆる「地域特性」と考えられる理由を探してみました。

 

1.社会人歴が長い

田舎に残っている人の多くは、高校を卒業してそのまま就職したというケースが多いようです。

大学卒と比べると、既に4年の差がついています。

入社4年もすれば、戦力して会社からの期待もあれば、本人の自信もできるでしょう。

転職するつもりがなければ、早めに家庭を持って・・・と考えても不思議ではありませんね。

 

2.相手の素性が分かりやすい

 

都会で結婚相手を探す場合、なかなか相手の素性まで知るのに時間が掛かります。

しかし、田舎の場合、「隣町の○○さんに告白されて、どうしようか迷っているの」という話になれば、「あぁ、○○さんって、家がお豆腐屋さんだよね。確か弟くんもいて、お姉さんは東京へ嫁いでいるんじゃなかったっけ!?」というように狭い世界なので、透明性が大変高いのです。

また、大体、親と同居しているので、ご両親への紹介時期も早い。

結婚を見据えた付き合いにおいて、これは大きなアドバンテージになると思います。

 

 

3.娯楽が少ない

転勤で田舎に行くのであれば、それなりに楽しめるのかもしれません。

しかし、生まれ育った場所であれば、社会人になった段階で、大体行き尽しているケースがほとんどでしょう。

車が運転できるようになれば、ある程度行動範囲は広がりますが、それでも娯楽は限られます。

お店にしても、東京のように美味しいお店が数えきれないほどある訳でもありません。

お店自体も早く閉まるし、そもそもお金を使う場所自体が、あまり無いような気もします。

そういったこともあり、都会に比べて、車と家にお金を回しやすいということもあるのでしょう。

田舎に暮していると、特別な趣味がある人はともかく、周りに強く興味を惹かれるものが少ないため、早い段階で結婚に意識が向きやすいということはあるでしょう。

 

4.結婚へのプレッシャーがある

都会では、30歳、40歳の独身者は少なくないため、親と一緒に住んでいるのでなければ、結婚へのプレッシャーは極めて少ないと思います。

しかし、田舎では相変わらず「結婚して、家庭を持って一人前」という考えが根強くありますね。

田舎生まれで都会に就職した男性が、帰省した時に中学校の同窓会に出席したというブログがありました。

その中で、旧友に「35歳にもなってまだ結婚していないのかよ!お前ひょっとして●●?」と言われ、困惑したという内容がありましたが、まあ田舎の価値観で言えば、そういうこともあるでしょう。

 

5.周りが結婚に対して協力的

 

上記の4.とかぶる部分もあるのですが、やたらとお節介焼きの人が多いのです。

人間的な繋がりが強い、田舎ならではの景色でしょう。

また、世間体を家族が気にすることもあり、家族のバックアップも期待できるようです。

若くて経済的に厳しくても、地元にいる親・親戚がサポートしてくれるので、結婚後に対しての心配も少ないでしょう。

 

 

6.選択肢が少ない

 

都会では本人次第で、かなり交友関係を広げることができます。

同年代だけでなく、歳のかなり違う人達とも会えれば、日本人ではない人とも簡単に交流できます。

ただ、「交流」と「交際」は大きく異なりますが。。

その点、人口密度の低い田舎では、トータルでの選択肢少ないものです。

しかし、選択肢が少ないと、迷う確率が減るというメリットがあります。

例えば、ある実験で、スーパーマーケットの陳列棚に「3種類」しか置いてなかったジャムを、「8種類」に増やしたところ、トータルの売り上げが伸びました。

でも、これを「20種類」にしたところ、その場で即決できるお客様が減り、売上が下がったそうです。

なので、あまりに選べる数が多いと、人間は判断力が鈍るということです。

 

以上、かなり個人的な見解も入っておりますが、単に「結婚する」というのであれば、都会よりも田舎の方が有利な気がします。

人が多いのは圧倒的に都会なのですが、密度の高い関係性の構築を考えると、今のところ田舎の方に分がありそうです。