「子供は何月に生まれてくるのが、良いのか?」
よく意味の分からないタイトルだと思われた方も少なくないでしょう(笑)
このサイトは「婚活」についての記事が大半ですが、その先の「妊活」も含まれるということで、今回のテーマをチョイスしてみました。
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一般的に、親は子供のために、出来る限りのことをしてあげようと考えるものです。
つまり、子供が生きていく上で、少しでも有利になるように環境を整えてあげたいと思っている訳です。
そんな中、実は子供が生まれてくる「月」というのは、環境という意味において、とても大きな影響を持っているのです。
分かりやすいのは、スポーツにおいてでしょう。
例を挙げてみます。
2000年4月に生まれたA君。
2001年3月に生まれたB君。
この二人は、日本において同級生ということになります。
しかし、A君とB君は、成長という意味において、およそ1年近くの日数の差があります。
将来、両方とも身長が170センチまで成長する遺伝子を持っていたとすると、当然早く生まれたA君の方が少年時代は体が大きいということになりますね。
身体が大きいというのは、ほとんどのスポーツにおいてアドバンテージになります。
でも、この話を聞いたほとんどの人が「いずれB君も、A君と同じくらいの体格になるから、大して問題ないんじゃないの?」と思うかもしれません。
実はそうでもないのです!
というのが、ここで問題になるのは、「チャンスの多寡」なのです。
大体、どのメジャーなスポーツでも、全国にネットワークがあるものです。
野球を例にとれば、「プロ野球」を頂点に、「社会人野球」、「大学野球」、「高校野球」、「中学野球」、…と、更に細かく枝分かれしています。
その中で、体格に恵まれているA君は、B君に比べて、より好成績を収めやすく、より実戦経験のチャンスに恵まれ、より特別選抜などのエリート教育を受けやすい状況にあるのです。
現に、プロ野球やJリーグにおいて活躍している選手の生年月日データを調べると、「4月~6月生まれ」は「1月~3月生まれ」よりも占める割合が明らかに多いのです!
これは、入学式の時期が日本と異なるアメリカにおいても、同じ状況が見えてきます。
あちらの入学式シーズンは、「9月」。
なので、例えばアメリカ最大のスポーツである「アメリカンフットボール」において、「9月~11月」と「6月~8月」に生まれた選手を比較すると、これまた如実に人数差が見えるのです。
日米ともに、学年というシステムがあるため、素質があってもそれを開花させることなく年齢を重ねてしまうということが、起こり得るのですね。
ここで、疑問に思った人もいるかと思います。
では、「勉強の方はどうなの?」と。
結論から言うと、スポーツの場合と同じく、日本において「1月~3月」生まれの人には、不利なのです。
「東大生は、5月生まれが最も多かった」という統計データもあるようですから。
アメリカでは、子供の発達状況に応じて入学を1年遅らせることも可能だったりするようで、日本もそういった対策をした方が良いのかもしれません。
「子供は授かりもの」ということで、生まれてくる時期をコントロールするのはかなり難しかったりするものですが、可能であれば、入学式に近い日に産んであげるほど、子供は有利なスタートが切れるようです。
ただ、あまりにも狙いすぎると、予定日では「4月初旬」だったものの、早産で「3月」に。。というケースもあり得るかもしれませんので、それを考えると「5月生まれ」くらいにしておくのが良いのかもしれません(笑)