- どうして結婚相談所のカウンセラーになろうと思ったのですか? 何かきっかけなどあれば、教えてください。
サラリーマン時代は上場企業で人事・人材部門の部長職を経験してきました。
そんな中で、仕事を頑張るあまり結婚のタイミングを逸している社員とも多く接してきました。
みんな素晴らしい人材なのに自分の将来は横に置いちゃってる。。。
結婚相手との出会いの機会も減ってますよね!
それなら機会の創出と、コミュニケーションのサポートで1人でも多くの方の幸せのお手伝いを生涯の仕事にしよう!
それと「婚活」という言葉は「就活」からもじって生まれてます。
そうなんです。就職活動と結婚活動は共通点が多いんです。
これまで人事・人材部門で培ったものをベースに皆さんに喜んでいただくことのできる仕事なんです。
私の経験とノウハウが皆さんの幸せへのゴールをアシストできる最高の仕事だと確信してスタートしました。
どうやら間違ってなかったようです。
成婚会員の笑顔に沢山接することができて天職だと感じてます。
- カウンセラーとして、心掛けていることはありますか?
入会検討時もそうですが、入会後も押し付けないようにしています。
無理やり入会してもらっても、活動するのは会員ですし、お見合いに臨むのも会員です。
会員の意志や、ペースを尊重しながら二人三脚で一緒に悩み解決していくように心がけてます。
だって、私のパートナーを探すんじゃなくて、会員のパートナーを探すんですからね(笑)。
- このお仕事の辛いこと、またはやりがいのあるところはどこでしょうか?
職業というよりは、結婚相談所の仕組みなんですが、
プロフィールから始まる出会いだということが辛いと思うときがあります。
例えば、男性のプロフィールには年収の記載は必須です。
人柄や将来性ということの前に年収で検索されると土俵に上がれないことがあります。
人物は保証できるのに、お見合いがなかなか出来ないときは辛いなぁと感じます。
そんな会員のプロフィールはカバンに入れて、相談所仲間で行うプロフィール交換会に行きます。
プロフィールに記載しきれない会員の良さを訴えてお相手探しです。
そんなことが切っ掛けで交際になり、成婚されるとやりがいを感じちゃったりしますね。
そりぁ~、泣いたり笑ったり一緒に活動してきた会員が成婚して最高の笑顔を見せてくれることですね。
お相手を連れて一緒に成婚退会の手続きに来てくれる時なんかは、本当に幸せそうな顔を見せてくれるんです。
もうこの会員は卒業しちゃうんですから寂しさもありますが、会員はパートナーと新しい二人三脚が始まるんです。
そんな過程の一部始終を見守って来れたんです。こんなにいい仕事はないですよね!
- 佐藤さんの相談所は、男性会員が多そうですが?
そうなんです。男性専門という訳じゃないんですが男性会員が多いんです。
結婚相談所全体だと女性が6割強、男性が4割弱の比率なんですが、うちは男女比が逆なんです。
私が男性だからなんでしょうか?
男女関係無く、それぞれの個性や状況に応じてサポートしてます。
男性の中には、あまりうるさく言われたくない人も結構います。
でも必要なときにはタイムリーなアドバイスは欲しい。
そんな気持ちの人にはそんな対応をしてます。
逆に、動き始めるまではいろいろ細かいこともアドバイスが欲しいという男性もいます。
そんな方にはそれに見合った対応をしてます。
それから、サラリーマンもやってたので、会社のこと組織のこと大概理解できちゃうので、
婚活だけじゃなく、会社や仕事のこと、人間関係についても会員の良き理解者になっているのかも知れません。
実は仕事や職場のことを理解したうえで婚活のアドバイスをすることって、とても大切なことだと感じてます。
これまで仕事中心の生活してきた会員が多いし、婚活中も生活の大半が仕事だし、結婚したって仕事を辞めるわけじゃありません。
会員と面談していると会社での立ち居振る舞いなんかも目に浮かぶことが多いんです。
これまでの経験上、当たらずとも遠からずだと思います。
そんなことから男性会員から信頼の絆みたいなものも感じていただいてるんだと思います。
女性会員だって、お仕事をされている方は同じです。
ただし、お化粧だとかファッションだとかのアドバイスは得意じゃありません。
いわゆる女子力アップの部分では他の相談所の方が力を入れていると思います。
男性目線、お父さん目線での客観的なアドバイスは女性会員にも評判はいいんですよ(笑)。
- プライベートなお時間には、何をされていますか?
毎週水曜日にお休みをいただいてますが、自宅でお見合いの日程調整をしたり、会員とメールしたり、
事務所に出て面談することも多いので、年中無休みたいな感じになってます。
それでも、水曜日は台所に立って何か作ってることが多いですね。
火曜日の夜食材を買って帰るんですが、成婚退会した女性会員に鉢合わせすることも良くあります。
佐藤さん料理するんですか。。いいですね!なんてうらやましがられます(笑)。
食べるの好きだから、自分で料理もします。家族も喜んでくれるんで。。
実は台所に立つのがストレス解消になってるんです。だからやせないんですね。
- 最後に、この記事を読まれている方へ、何かアドバイスなどあればどうぞ!
そうですね。
これを読まれている方は、結婚相談所を探していたりするんだと思います。
皆さんは何を基準に相談所を選びますか?
規模の大小ですか?
送られてきた資料の出来栄えですか?
ホームページの出来栄えですか?
料金の比較ですか?
いろいろな基準があると思いますが、ひとつ大切にしていただきたいことがあります。
それは実際にサポートしてくれるアドバイザー(仲人)の人柄やあなたとの相性です。
大手の連盟に加盟している相談所ならどこに入っても検索できるお相手は同じです。
システムだけ利用できればどこでもいいや。という考え方もあります。
でも結婚相談所を利用した婚活の実態は、相談所のアドバイザーとの二人三脚なんです。
プロフィールを作るところから始まって、どんな相手に申込もうかといった相談、お見合いが組めたら日程調整もアドバイザーとのやり取りです。
お見合いが終わったら、どうでしたか? 楽しく話せましたか?
お話するのは担当のアドバイザーです。
交際が始まったら、昨日デートしてきたんですが。。。なんて話するのも担当のアドバイザーです。
自分にとって信頼できるアドバイザーじゃないと、心の内は見せられないですよね。
お見合いをしても相手からOKがなかなか来ないのは何でだろう?と相談するのもアドバイザーです。
何でも相談できる専任のアドバイザーとの二人三脚が一番です。
複数のアドバイザーがいるから安心ということではありません。
あなたのことを最初から最後まで一貫してサポートしてくれるアドバイザーを探すのが一番です。
実際に、報・連・相が上手くいっている会員は成婚していきます。
逆にコミュニケーションが上手く取れてない会員は苦戦し続けてます。
この人の言うことなら素直に聞ける、何でも話せそうだと感じるアドバイザーを見つけるのが一番です。
そのためには、いくつかの相談所に足を運んでみて、実際に担当してくれるアドバイザーを面接してみてください。
自分に対して心底サポートしてくれそうか、 どんなスタンスで接してくれるんだろうか、 足を運んで自分の肌で感じて見てください。
信頼できると確信したアドバイザーを選んでおくのが一番です。
- 以上、インタビューにお答え頂き有難うございました!
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