「出会いが無い!」
独身者の方に、結婚しない理由を聞けば、毎回上位に出てくる言葉です。
それに対しての言葉は、
「出会いが無いなんてはずは無いのです!
同年代の男性が戦争に行って、ごっそりいなくなった訳でもなく、
日本で一人っ子政策を行っている訳でもないでしょ?」
という人もいれば、
「あなたより忙しい芸能人ですら、ちゃんと相手を見つけて結婚しているのに!
自分から動いていないだけ!」
という人もいたり、
「出会いの場は、自分で作るもの」
と断言する人もいます。
どちらにしても、ただ言えるのは、我々の親世代で機能していた「結婚自動システム」が崩れていて、自分から積極的なアクションを取らない人は、自然と残っていくという時代になっているようです。
しかし、そうは言っても、
「どこに行けば、運命の人に会えるの? いや、それよりも結婚している人はどこで出会っているの?」
という素朴な疑問がありますよね?
そういった方の為に、結婚市場の現状分析から始めてみましょう。
ここにデータがあるので、見てみましょう。
【夫婦が出会ったきっかけ】(2010年)
・職場や仕事で・・・ 29.3%
・友人/兄弟姉妹を通じて・・・ 29.7%
・学校で・・・ 11.9%
・街中や旅行で・・・ 5.1%
・サークル/クラブ/習い事で・・・ 5.5%
・アルバイトで・・・ 4.2%
・幼馴染/隣人・・・ 2.4%
・見合い結婚・・・ 5.2%
・その他/不明・・・ 6.8%
資料:【第14回出生動向基本調査:結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査の結果概要】
となっています。
このデータを見るときに、大事なポイントがあります。
上位から見ていくと、「職場や仕事で」、「友人/兄弟姉妹を通じて」、そして「学校で」となっており、この上位3つだけで約7割を占めている点です。
と言うことは、もしあなたが
・職場や仕事 ⇒ 恋愛対象となるような異性がいない
・友人/兄弟姉妹を通じて ⇒ 家族は当てにならず、友達も少ない
・学校 ⇒ 卒業している
という状況にあるのであれば、出会いのきっかけの7割は失っていると考えられる訳です。
もっと言えば、「会社と家との往復だけの毎日では、結婚に繋がる出会いは、まず期待できない」とも言い換えれます。
その解決策として有効なのは、「対象となる異性の集まる場所へ、自分から積極的に入っていくこと!」ではないでしょうか。