我々の祖父・祖母の時代には、子供が4人以上いる子沢山の家は珍しくなかったようですが、今では本当に少子化だなぁと肌で感じますね。
特に都市部においては、その傾向は顕著です。
今では逆に、一人っ子が珍しくありませんね。
でも「子供はいらない!」という夫婦はともかくとして、一般的には2人以上欲しいね!という人が多いのではないでしょうか。
結婚している夫婦を対象にしたアンケートでも、「2.42人」という数字が出ているようです。
しかし、実際には「2.02人」しか産めていないことと、晩婚化・非婚化により、日本の人口は右肩下がりになっているのですが。。
さて、「完結出生児数」という言葉をご存じでしょうか?
夫婦が一生のうちに産んだ最終的な子供の数をいうそうです。
では、もし2人以上子供が欲しい場合、女性は何歳で結婚しておくと良いのでしょうか?
今回発表された厚生労働白書に、このデータがありました。
このデータで言えば、女性は25歳未満で結婚した場合、確率が高いと言えるようです。
もちろん、31歳過ぎで結婚して、2人以上の子供を育てている家庭は沢山あると思いますが、25歳未満で一緒になったカップルと比べるとその差は顕著ですね。
それに都会と田舎でも、かなり事情が異なるようなので、あくまでも参考値ということにはなりますが。
ただ、2060年に1億人以上の人口維持を目指す政府としては、こういった事情からも晩婚化の流れを少しでも食い止めたいのでしょうね。
ちなみに、このまま進んだ場合、2060年には「8674万人」まで日本の人口は減るようです。
それに対して、「移民受け入れ」を推奨する人もいれば、「日本の国土から言って8000万人くらいがちょうどいい」と言う人もおり、この先どうなるのでしょうか。