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「結婚というシステムが、時代にそぐわなくなってきた」
昨今、そんな声が聞こえてくるようになりました。
夫婦別姓の裁判も話題となるなか、結婚という言葉に含まれていた固定観念が大きく変わろうとしているのは、間違いなさそうです。
では、世の中の婚活中男女は、「事実婚」に対してどのように考えているのでしょうか?
■「籍を入れない事実婚について、 あなたは?」への意識調査結果
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期間 :2015年11月14日(土)~11月27日(金)
回答人数 :男性255名 / 女性370名
回答者属性:現在恋人がいない男女で、 婚活中<男性>
良いと思うし、自分もありかも ⇒ 31%
自分は抵抗があるが、他人のは構わない ⇒ 43.9%
非常に抵抗がある、あり得ない ⇒ 13.7%
分からない ⇒ 10.2%<女性>
良いと思うし、自分もありかも ⇒ 31.6%
自分は抵抗があるが、他人のは構わない ⇒ 52.2%
非常に抵抗がある、あり得ない ⇒ 10.3%
分からない ⇒ 5.4%出典元:エキサイト調べ
https://wedding.excite.co.jp/vote/V1447385237101/
上記の結果となっていますが、いかがでしょうか?
話をまとめると、
・男性女性ともに約半数が自分は抵抗があるが他人がするのは構わないと思っている。
・男性女性ともに、 事実婚に対し自分もありと思う割合が増えている。
・離婚歴のある女性は事実婚について自分もありと思い、 初婚の女性は自分はなしと考える傾向が強い。
ということに。
個人的な感想を言えば、思ったよりも「自分もありかも」と考える人が多いかなという感じがします。
3年前にも同じアンケートをとったようで、それと比べると、許容派が増えているようです。
ということは、年齢が若い人ほど、受け入れやすいとも言えるのかもしれませんね。
このデータを見ても、「結婚」という法的な責任がつきまとう契約に対して、敬遠する人が増えているということが言える訳ですが、その裏には「一人の人と一生添い遂げる自信の無さ」も見え隠れしているように思います。
特に離婚経験者が、「事実婚」を好意的に捉えているのは、そういう理由もあるのでしょう。
日本の離婚率も4割の大台が見えてきている状態で、結婚に踏み切る勇気が持てず、子供が出来たら初めて籍を入れようと考えている人の割合も増えているということから考えても、順当なアンケート結果なのかもしれません。
まあ、事実婚を好意的に考えている人とっては、ある意味「(容易にバツを付けないための)保険」とも言えるし、否定派としては「逃げ」だと受け取る人もいるでしょう。
とはいえ、否定派も少数では無いので、結婚というシステムの足元がグラついているがよく分かりますね。
ただ、良い悪いは別にして、若い世代の「できちゃった婚」の離婚率が高いように、覚悟の無い結婚はあまり良い結果を生みませんから、どっちつかずの「事実婚」は今後の時代のニーズなのかもしれません。