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昔は、50歳を過ぎても結婚を一度もしたことが無い人を探すのは大変だった時代もあったようですが、今ではさほどでもないようです。
「結婚はもはや嗜好品である」という名言を残している人もいるように、誰もが一定の年齢になると当たり前のように結婚できるという時代でもなくなりました 。
その中で、結婚というシステム自体に疑問を持ち、「できない」ではなく、「敢えて結婚しない」という人が少しずつ増えているのも事実です。
その際によく取り上げられるのが、恋愛先進国である、フランスの結婚スタイルです。
<フランスにおける結婚3パターン>
1.結婚
⇒日本の場合と同じ。
2.事実婚
⇒当事者間の主体的・意図的な選択によって婚姻届を出さないまま、全く法的手続きをせず共同生活を営む結婚。法律上も二人の夫婦関係を示すものはない。
3.PACS(パックス)婚
⇒結婚よりも法的制約が少ないが、パートナーとして優遇措置が受けられる連帯市民協約。優遇措置が受けられるにも関わらず、別れても書類上では離婚にならない。税金などの優遇措置が受けられる上に、片方の意思だけで契約解消できる。元々は、同性愛カップルの要望から生まれたもの。
恋愛大国であるフランスのお国事情にあったシステムと言えるのでしょう。
日本でもいわゆる「フランス婚」を支持する人や勧める人もいますが、法整備が追い付いていないこともあり、一般に受け入れられているとは言い難い現状にあると思われます。
なによりも、フランスは個人主義の国で、恋愛や結婚に対して”当事者同士の意志”が尊重される下地がありますが、日本は”家同士の結婚”と言われるように周りの賛同を得る必要があります。
普段の生活では支障がないかもしれませんが、いざ冠婚葬祭絡みの問題となると、不利益を被ることがありそうです。
それに、フランス婚を好む人は、大体1度や2度結婚に失敗した人が多いように思いますが、いかがでしょうか。
離婚の大変さを思い知って、「一緒にいることだけが目的ならば、敢えて結婚というスタイルを採らなくてもいいのでは!?」ということではないかと思います。
さて、そんな「結婚」ですが、日本人未婚男性はどういったタイミングや理由で結婚に踏み切ることになるのでしょうか?
Q.未婚男性に聞きました! 「結婚を決意するきっかけになるだろう」と思うことは?
○第1位 「彼女からのプロポーズ」……27.3%
○第2位 「まわりからのプレッシャー」……21.8%
○第3位 「転勤・昇進など」……20.9%
○第4位 「彼女の妊娠」……16.4%
○第5位 「その他」……13.6%<マイナビウーマン調べ>
うーん、1位が「彼女からのプロポーズ」とは!(苦笑)
未婚化・晩婚化が進み、草食化と揶揄される訳です。
女性の立場としては、やはり相手にプロポーズさせたいものです。
いくら「最近では女性からのプロポーズは珍しくありません!」と言われても、(プロポーズを)するのとされるのとでは、後々の関係性において違いが出そうな気もします。
「ゼク○ィ」を買ってきて、彼氏の目につくところへ置いておく。といったことで、結婚へ意識を向けさせたという人もいますが、最近ではそういった技術も女性に求められるのかもしれませんね。
続いて、2位は、「まわりからのプレッシャー」。
これまた、1位と同じく他者からの催促なんですね。
1位と2位を足すと、49.1%にもなるのですが、大丈夫か?日本人男性!
22~39歳の社会人男性から、マイナビウーマンはアンケートを採ったそうですが、本当でしょうか!?
もしこの数字が現状に即したものであれば、女性の婚活は大変そうです(汗)
3位は、「転勤・昇進など」。
転勤がきっかけというのは、たまに聞きますね。
物理的な距離というのは、なんだかんだ言っても心理的距離にも繋がっています。
いくら情報通信技術が発達しても、実際に会って話すのとは全然違いますからね。
4位は、「彼女の妊娠」。
結婚に対して奥手の男性が増えている中、一番可能性が高そうな理由がこれではないでしょうか。
一昔前は、結婚前の妊娠は「恥ずかしい事」という風潮もありましたが、今では世の中の50%前後の人が「できちゃった婚(授かり婚・おめでた婚)」を受け入れている事実があります。
芸能人の結婚理由として、珍しくなくなってきたことも大きく影響しているのではないでしょうか。
5位の「その他」を見てみると、「その時のタイミングで」とか、「二人で相談して決める」と言ったことが挙げられています。
上記の結果をみて、驚いた人も多いかと思いますが、実はそれほど男性も結婚に対して消極的ではないのかもしれません。
結婚する気はあるけれど、言い出すタイミングが掴めないだけで、すぐに結婚してもいいと思っている男性が少なくないのではないでしょうか。
ただ、昔のように経済が右肩上がりではないので、「何があっても君を守る」とか、「俺についてこい!」と言える自信が持てないだけかもしれませんね。