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日本で見る、「離婚の理由」といった記事を読むと「性格の不一致」とか「相手の浮気」といった至ってシンプルな回答が挙げられています。
でも、本当にそうでしょうか?
それは離婚を決意した単なる”きっかけ”であって、根本的な理由では無い気がするのです。
離婚を決意した本人さえ理解していない、もっと大事な理由がありそうです。
その部分をしっかり認識していないと、また同じ過ちを繰り返してしまうことになるかもしれません。
YourTangoというサイトに、「人々が離婚する理由トップ10」という記事がありましたので、ご紹介します。
10つ全部は長くなるので、今回はそのうちの5つを。
1.間違った理由で結婚した
お金の為に結婚 ー これは離婚への特急券であることを私たちはなんとなく知っています。
本来どういった理由で結婚するべきなのか考えるべきです。
2.自己確立の不足
共に依存している関係というのは、健康的ではありません。
二人の関係の外にあなた自身を表現する機会や興味を持たない場合、あなた達は素敵なカップルにはなれません。
もしあなたがパートナーと一緒ではなく何かをすることが不快であったり、音楽や映画、以前好きだった食べ物などについて無知であれば、あなたは溺れているような、訳が分からないような感覚になるでしょう。
3.役割を失った
多くのカップルが、結婚すると独身者の友達を忘れるのと同じように、子供が生まれた時には両親がすぐに二人がカップルであることを忘れたり無視したりするようになります。
子供が大きくなり関心は必要なるにつれて、多くの妻と夫は疎遠になっていることに気づき、お互いに共通点が次第になくなり、何故私たちは結婚したのかということを思い出せなくなるのです。
4.成功のヴィジョンについて共有できていなかった
「結婚した時に、すべては変わってしまった!」
彼はあなたをイライラさせるのです。
なぜなら、彼は節約家で、あなたは浪費家。あなたの週末の逃亡先は森にある心地の良いコテージ。
一方、あなたのパートナーは、街にくり出しゲームに興じたいのです。彼は料理と掃除はあなたの仕事だと考えていますが、あなたはそれが我慢できない。
どうしてもっと前に彼はこうしたことを言ってくれなかったの?
ひょっとしたらあなたから言うべきだったのかもしれません。
5.親密性が消えた
結婚生活のどこかで、親密性の微妙な変化があります。
片方がオフの日、誤解があったり、気分がすぐれないことがあります。
その時に、彼がロマンティックでなかったり、彼女が性に対して積極的ではなかったりします。微妙な変化が親密性を壊すきっかけになることがあります。
男性は通常、ロマンティックであるために性的な感受性を必要とします。
そして女性は、性的な感受性になるために、ロマンティックを必要とします。両方がお互いに望むものを提供する限り、上手くいくでしょう。
しかしながら、お互いが充分に提供できなくなると、知らないうちに親密性は消えてしまうことになるのです。
これにより、お互いに愛されていない、承認されていないと感じ始めるので、離婚へと繋がってしまうのです。(引用元)YourTango
The Top 10 Reasons People Get Divorced
http://www.yourtango.com/experts/yourtango-experts/top-causes-divorce-expert
以上、いかがでしょうか?
一番最初の「間違った理由で結婚した」というもの。
これは結構ありそうですね。
女性で言えば、「もう働きたくないから」という一心で逃げるように結婚したという人もいるでしょう。
男性で言えば、「特に好きという程でもなかったが、子供ができたので」というのもありえるでしょう。
そもそも、どういった理由で結婚するのが正しいのでしょうか?
歳をとるにつれて、結婚は打算的になると言われますが、本来は「相手と一緒にいることがなにより幸せと感じるから」といった愛情に裏付けられているのが、理想的ではあるのでしょう。
続いて、2つ目の「自己の確立不足」というもの。
これは結婚だけでなく、恋愛時にも言われることですよね。
相手にもたれかかっているような恋愛は上手くいかないと言われます。
いつも「彼氏、彼氏」と彼氏一辺倒に生活がなっていると、その恋は長くないというのは、周知の事実だと思います。そこには、彼女の自身に対する自信の無さがあるのかもしれません。
思うに、理想的な関係というのは、お互いに尊敬しあっている関係ではないでしょうか。
尊敬できるポイントというのは人それぞれだとは思いますが、生き物としての力強さというか、芯の強さに人は惹かれるのだと思います。
なので、こちらに頼りきりになる相手に対しては、リスペクト(尊敬)しづらいというのがあるものと推測します。
次の、3つ目。
いまいちピンと来ないという人は多いでしょう。
やはり人間というのは、どこかに属していることに安心を感じるものなのです。
それが会社であったり、地域の集まりであったり、そして家族であったり。
当然、その構成員であるということは、なんらかの”役割”を担ってこその構成員です。
その役割が無くなると、そこに自分の存在価値というものも失ってしまうのです。
ある映画で、「朝起きて、やることが無いというのは、死ぬよりつらいことだ」というセリフがありますが、そういうことかもしれません。
側からどうのではなく、本人がそう感じているということが大事なのだと思います。
リストラ対象者から仕事を奪い、一日会社にいて誰とも接触させず、単調な仕事に従事させるのが自己退社に効果的というのも、こういうことと同じなのでしょう。
4つ目は、いわゆる「家族の方向性」についてです。
生まれも育ちも違う二人が長い期間生活していく上で必要なのは、同じ目的ということです。
それを早い時期に明文化し共有しておかないと、おかしなことになるということですね。
今回最後の5つ目は、ちょっと分かりづらい内容だと思います。
一般的には、「相手に対して愛情がなくなった」という表現をされますが、その流れを見ると、お互いの性に対しての理解が不足していたということになるのかもしれません。
また、相手の個性であったり、状況の変化ということもあるでしょう。
事故というのは、偶然が重なって起こるものだと言われますが、この親密性の喪失に関しても、同じことが言えるのかもしれません。
解決策としては、関係が不安定な場合、して貰うことばかり考えるのではなく、してあげることを優先してみることでしょうか。
ただ、良い時、悪い時が二人の関係の試金石となり、よりキズナを固くしていくという意味では、そういった期間もまた大事にすべきなのかもしれません。