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「同棲するくらいなら、結婚しなさい!」
今でもそう言うご両親はいらっしゃると思います。
しかし、割合としてはかなり減ったのではないでしょうか!?
同棲が市民権を獲得しつつあることの証明でしょうか。
実際に同棲して結婚した人は、短期間を入れると7割近いのだとか。(ゼクシィ調べ)
ただ、同棲といっても、単なる恋愛の延長にある同棲と、結婚を前提にした同棲ではその質がかなり異なるようです。
なので、厳密なデータとしてのアンケートであれば、その違いも明記しておくべきでしょうね。
Q. 結婚する前に同棲をしたいですか?(単一回答)
■男性の回答
はい 83.3%
いいえ 16.7%■女性の回答
はい 66.2%
いいえ 33.8%引用元:マッチアラーム ( http://matchalarm.com/ )
調査数:20・30代の独身男女2,731件
いかがでしょうか?
同棲賛成派の意見としては、
・お互いのライフスタイルを確認したい
・いきなり結婚して、やっぱり合わなかったと離婚したくない
・お互いのことをもっと知っておきたい
つまり、疑似結婚生活を行うことにより、実際に相手と一つ屋根の下で暮らしていけるかどうか確認しておきたいということのようです。
確かに、恋愛だと平日の一部、もしくは週末だけ会うという形になるので、お互いの実生活の部分は見えづらいものです。
生まれも育ちも違う二人が一緒に生活し始めると、色々と勝手が違うことがあり、それがストレスになること多々あるでしょう。
そこで、ちゃんと話し合いができ、お互いが同じ方向に向かって進めるかどうかということが大事になるでしょうね。
一方、反対派の意見としては、
・結婚生活に対しての新鮮味がなくなりそうだから
・結婚せずにズルズルいってしまいそう
といったもの。
男性と女性で「同棲したい!」という割合がかなり異なるのは、この「同棲により却って結婚が遠のく可能性がある」ということではないでしょうか。
同棲成功の秘訣を聞くと、「同棲前に、○カ月上手くいったら結婚する」ということを決めて同棲することを勧める人が多いですね。
確かにそれだと、結婚を前提とした同棲の場合、本来の意義を忘れずに済みそうです。
以上が、一般に考えられている「同棲」についての意見となる訳ですが、実際はどうなのでしょうか?
それでは、恋愛先進国であるアメリカのデータを見てみましょう。
アメリカでは20世紀後半から、性をめぐる道徳観の変化や避妊の普及、そして経済的要因などから、結婚前に同棲するカップルは急激に増え、現在では20代の未婚カップルの過半数が一度は同棲を経験し、結婚するカップルの過半数はすでに同棲をしています。
同棲に対する考え方は、上記の日本人と同じで、「疑似結婚生活により、うまくやっていけるかどうかを試すことでき、離婚を防ぐことが出来る」というものです。
しかし、同棲が長い程、結婚後の離婚率が高くなったり、同棲経験のあるカップルは結婚生活に対する満足度が低いという結果も出ています。
一度同棲を始めると、共有の所有物などが増えてきたりと案外別れづらいということもあるようで、それがお互いの決心(この人とは合わない)を鈍らせ、満足度の低い生活or結婚に妥協してしまうということに繋がるようです。
という訳で、
・同棲を過大評価しすぎている傾向がある
・結婚を前提としない同棲は、デメリットが結構多い
と言えるのではないでしょうか!?