既婚者を対象にしたアンケートです。
「あなたは、結婚して良かったと思いますか?」という質問に対して、YESと答えた人の割合は、
20代男性 90.7%
30代男性 86.2%
40代男性 79.7%20代女性 88.1%
30代女性 84.8%
40代女性 78.9%全国の20歳から49歳の男女3,616名を対象に調査 (明治安田生活福祉研究所調査2013年3月)
となりました。
このデータはどう解釈するべきなのでしょうか?
トータルでは、概ね結婚に対して肯定的な感想を述べられているようです。
その一方で、年齢が上がるにつれて、満足度が落ちています。
「愛の賞味期限は短い」ということでしょうか!?
それを裏付けるデータとして、
離婚を「いま、考えている」&「ときどき考えることがある」という人の割合は、
20代男性 15.3%
30代男性 15.7%
40代男性 21.4%20代女性 20.0%
30代女性 24.4%
40代女性 28.2%(※同じく、明治安田生命福祉研究所調べ)
となっています。
年齢が上がるにつれて、数字も上がっていくというのは想像がつきますね。
特徴的なのは、男性よりも女性の方が全体的に数字が高いことでしょうか。
婚活業界に、『恋愛は女性に主導権があり、結婚は男性に主導権がある』という言葉があります。
それで言えば、『離婚は女性に主導権がある』と言えるかもしれません。
日本史の教科書にも出てくる「三行半(離縁状)」ですが、法的には男性優位のシステムになっていますが、実際には妻から夫に迫ることの方が多かったという研究報告もあります。
現代においても、特に「熟年離婚」に対しての理解!?は、女性の方があるそうですから。
それにしても、血の繋がった親兄弟ですら仲違いして一生を終える人は少なくないのですから、赤の他人との共同生活は推して知るべしと言えるのかもしれません。
そういった意味では、日本の婚活を支えてきた「お見合い結婚」というのは、離婚率の低さから見ても、もっと見直されても良いものと思いますね。