婚活の世界で良く出てくる指標の1つが、『生涯未婚率』。
生涯未婚率とは、50歳の時点で1度も結婚したことのない人の割合を指します。
なぜ50歳?という疑問をお持ちの方もいるかと思いますが、どうやら統計上、50歳の時点で結婚歴が無い人は、そのまま一生未婚である確率が極めて高いからなんだそうです。
逆に言えば、50歳すぎてから結婚している人は、ほとんどが再婚者ということになるのでしょう。
さて、そんな『生涯未婚率』ですが、厚生労働省より最新の情報が白書として発表されました!
<生涯未婚率>
2010年 男性:20.1% 女性:10.6%
2020年 男性:26.6% 女性:17.8%
2030年 男性:27.6% 女性:18.8%<未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた人(18~34歳)>
男性: 86.3%
女性: 89.4%(平成27年版 厚生労働白書より)
2010年は実績値として、2020年、2030年は予測値ということになります。
2035年において、
男性は、10人中3人が生涯未婚者。
女性は、10人中2人が生涯未婚者。
併せると、20人中5人。
つまり、50歳の時点で高校などの同窓会に参加すると、クラスメートの4分の1が未婚者という計算になる訳で、親の世代から言えば異常事態と言えるのかもしれません。
白書では根本的な解決策は見つかっておらず、「若い人の結婚に対する意識を変え、早い段階での結婚を推奨している」ことが読み取れます。