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株式投資の世界では昔から、ある2つの分析手法の優位性について、喧々諤々の議論が行われています。
1つは、「ファンダメンタルズ分析」と言われる、企業の財務状況、経営状況、将来性などの企業が持つ本質的な価値を分析し、現在の株価の割安感や割高感を探ったり、将来の株価を予想する手法。
もう1つは、「テクニカル分析」と言われる、チャートなどを用い、過去の値動きや推移、時系列などを当てはめ、これからの値動きを予想、分析しようという手法。
簡単に言えば、時間的に多少の誤差があっても、最終的にはその会社の落ち着くべき株価へ落ち着くと考えるのが、前者。
後者は、そもそも株価はその時々に行われる人気投票のようなもので、大変移ろいやすく、その時の需要と供給の波を読んで柔軟に対応すべきと考えています。
さて、「婚活サイトにいきなり株式投資の話?」と思われた方も多いと思います。
このサイトを立ち上げるに当たって、多くの仲人さんと色々なお話をさせて頂き、多くのことを教えて頂きました。
婚活の最前線でご活躍ということで、現場の貴重な生の声をお聞きし、目から鱗が落ちるような経験も何度かありました。
しかし、その中でも、上記の「ファンダメンタルズ派」、「テクニカル派」よろしく、議論が分かれるものが女性の婚活方法においても存在するのです。
それを今回お話したいと思います。
ズバリ、その2つとは?
私が勝手に命名させて頂きましたが、「外見ブラッシュアップ※」派と「内面変革」派です!
※ブラッシュアップ(brushup)・・・磨き上げること。
女性の婚活において、一体どちらが重要なのでしょうか?
まずは、「外見ブラッシュアップ」派の意見。
・お見合いを利用して婚活する場合は特に、男性は女性のプロフィール写真で会うかどうか決める人がほとんどなので、まず容姿ありき。
・「相手の容姿は気にしません」と口では言う男性はいるが、本当に全く気にしない男性はいない。
・お見合いに適当なメイクとカジュアルな格好をしてきた女性に対して、「マナーがなっていない失礼な人だ」という理由でお断りが入ったことがある。
自分(男性)は髪型もバッチリ決めてスーツ姿の正装で来ているのに対して、「軽く見られた」と感じたのでしょう。・男性から女性にアプローチという形式は、世界共通。男性を惹きつけるためにも、容姿磨きは大事。
大体、こんな感じです。
男性から全くアプローチされない会員さんをそのままで何とかするというのは、正直難しいものと思います。
例えるなら、自分がプロ野球監督で、選手がヒットを打って塁に出ないのと同じ。
とにかくバンドでもデッドボールでも何でもいいので、ランナーが出ないことには作戦の立てようがありません!といった感じでしょうか。
世の中には、入会するとすぐにメイクアップ教室に通わせる仲人さんもいらっしゃるというのも頷けるものがあります。
そして、もう一つの「内面変革」派の意見。
これは人によっては、結構斬新な話に聞こえるかもしれません。
・まずは相手の良いところを見ようとする癖をつけること。世の中には逆を行っている未婚女性が多すぎる。
・「相手に幸せにして貰えるか?」ばかり考えるのではなく、「自分が相手を(どうやって)幸せにしてあげられるか?」を考える。
・なんだかんだ言っても、ほとんどの男性は結婚相手にそこまで容姿を求めていない。それよりも求めているのは、安らぎであったり、自分を認めてくれること。
・女性がお見合いでやるべきことは、ニコニコ笑顔でうんうんと男性のお話を聞いてあげる事。それでダメなら何をやってもその相手とはダメなんです。
いかがでしょうか?
この根底には欧米化が進み、恋愛至上主義の世の中になってきた中で、自己本位な女性が増えてきたという社会背景があると指摘する仲人さんもいます。
時代が流れても、日本人男性が求めているのは、ベタな「やまとなでしこ」なんですね。
それを忘れて、対象外と感じた相手に対して過度に嫌悪感を表現したり、与えて貰うことばかり考えていると、自然とその人の雰囲気となり、素敵な異性を寄せ付けなくなるでしょう。
そういえば、お金持ち男性の奥さんを見ると、美人であることが多いものですが、でも「この男性ならもっと綺麗な女性でもゲットできるのでは!?」と感じる人が多いのも、これまた世界共通みたいです。
そこには、本当の意味で社会的成功者と言われる男性は、「単なる美人」ではなく、プラスαの要素を求めていることの証左ではないでしょうか。
その「プラスα」というのは、上記のような要素だったりするのかもしれません。
とまあ、女性の婚活必勝法には、2つの派閥があり、どちらにも一理あるというお話でした。
そして、この2つは株式投資と同じく、どちらが正しい・優れているという結論が出ることはなく、永遠に議論は平行線を辿るものと思います(笑)