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あなたの伴侶の個性と、あなたの出世とは関係がある。
ワシントン大学の研究者が五年以上に亘って、のべ4,544人の既婚者を、どれほど伴侶の個性が出世に影響するか調べました。(引用元:If You Want A Successful Career, Marry This Type Of Person (www.huffingtonpost.com))
そこでは、36項目のアンケートを使って、それぞれの既婚者をグループ分けし、「5因子モデル(Big Five)」と呼ばれる人間の性格をおおまかに表す特色に当てはめてみました。
<Big Fiveと呼ばれる因子>
1.Neuroticism(神経質傾向)
2.Extraversion(外向性)
3.Openness to Experience(開放性、知性)
4.Agreeableness(調和性)
5.Conscientiousness(勤勉性)
日本ではあまり馴染みが無いこの「Big Five」ですが、性格診断法の中で、最も科学的信憑性が高いと考えられているものです。
長期に亘る研究結果としても、生涯を通じて1度出た結果は、再度診断し直しても、ほとんど変わることが無いことも示されています。「三つ子の魂百まで」ということは本当なのでしょう。
ただ、上記の英単語が、日本語において100%ピッタリくるものでは無いことも、付け加えさせて頂きます。
ちなみに、36のアンケート内容の一部を紹介すると、
・夫婦関係の満足度
・夫婦歴
・家事の割り当て
・レジャーで何をするかの決定権
・SEXの頻度
といったもの。
その結果、上記の因子の中で、もっとも影響が顕著だったのは、「Conscientiousness(勤勉性)」でした。
奥さんが勤勉で、家事育児に対する満足度のレベルが高ければ高いほど、夫の昇進の見込みが高くなるということが、研究結果から導き出されました。
また、ここで言う「勤勉性」とは、思慮深さ、自己訓練、目標の達成意識も含まれると言います。
さて、再度「5因子モデル」を見てみましょう。
この場合、もっと分かりやすく日本語訳するとすれば、
1.神経質
2.社交的
3.陽気
4.協調性がある
5.勤勉
といった感じでしょうか!?
男性が夫婦として一緒にいて、この5つの中で一番仕事へのモチベーションが上がるのはどれか? と聞かれれば、確かに「勤勉」であるような気がします。
夫が仕事や夢に打ち込めるように、しっかりサポートとしてくれれば、エネルギーを仕事へ集中することができるので、それは成功できそうですね!
なるほど。仕事で成功したい人は、「勤勉」な相手を選べば良いことが分かりました。
ただ、ここでの問題は、結婚前にどうやって、どこを見て、「この人は勤勉だ!」と確信できるかということだと思います。
同じ屋根の下で生活を始めれば、必然的に相手の性質が見えてきますが、交際中に相手が勤勉であるかどうかを見分ける確かな方法があれば良いのですが、なかなか難しそうですね。
やはり、実際に同棲してみるしかないのでしょうか!?
そういえば、日本語には「内助の功」という言葉があります。
意味を調べると、「家庭において、夫の外部での働き を支える妻の功績。特に、夫の活躍を支える妻のはたらきについていう。」と書かれています。
40歳以上の人であれば、誰もが知っている言葉だと思いますが、なんでも最近の20代主婦の5人に1人は、「内助の功」という言葉を知らないそうです(苦笑)
最近では、あまり使われなくなった言葉なのでしょうか。
また、象印のアンケートでは、
Q:主婦に聞きました! 「内助の功」を妻として意識すべきと肯定する?否定する?
肯定する! ⇒ 34%
否定する! ⇒ 33%
なんとも言えない ⇒ 33%
という結果になっており、今や古い価値観とされつつあるようですね。
ひょっとしてこの先、「内助の功」というのは、死語になっていくのかも!?