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英語では、日本語で言う「愛」も「恋」も、Loveという一単語で済ませてしまいます。
しかし、「愛してる」と「好きだ」は、区別されており、「Love」と「Like」が使われます。
そういえば、日本の文豪、夏目漱石が教師をしていた時、生徒が 「I love you.」 を「我君を愛す」と訳したというのを聞き、「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい。」と言ったそうです。
うーん、ロマンチックですね!
確かに、その訳の方が、奥ゆかしい日本人にはしっくりくるのかもしれません。
さて、今回のテーマは、一見同じように使われる言葉「Love」について、興味深い実験が行われたことのレポートです。
これは特に女性必見かもしれません。
”心理学の科学”という雑誌の中で、人々がロマンチックであり、永遠の愛、つまり「結婚してくれますか?」という種類の愛している<Love>と、よくある「SEXをしたいがための好きだ!<lust>」との違いをどのように見分けるか?ということについて研究結果が発表されました。
分かったことは、「相手があなたをどのような目線で見ているか」ということにあるようです。
シカゴ大学の研究者は、異性愛者である大学生達に2つの実験を行いました。
1番目の調査は、その学生達に120枚ものカップルについての写真を見せ、ロマンチックな恋を感じるか、それとも性欲を感じるかを尋ねました。
その実験では、相手に対して性的な考えや想像が膨らむものを、性的欲求(Lust)と定義しました。
一方、学生達に、結びつきに対して羨望の気持ちを抱かせる感傷的で優しい気持ちにさせるものを、愛(Love)と定義しました。
その後、学生達は同じ写真を見せられ、彼らの心情について考えさせられた、その写真をじっと見えている間、学生達の眼球の動きがどのように動き、どの部分をどのくらい見ているのかを研究者は追跡、記録しました。
2番目の調査は、男子大学生には女性の写真を、女性大学生には男性の写真を80枚見せ、それらがLoveに向かっているものなのか、それともLust(性的欲求)に向かっているものなのかを判断させました。
そして同じように、目の動きを追跡、記録しました。
両方の結果から明らかになったことは、「ロマンチックな恋だと決定する時、対象は顔を凝視している傾向がある」ということ。
研究者の結論として、「体に目線が固定される場合には、性的欲求に関係していると判断されている」と言えるそうです。
なるほど!
相手に対して目線を遣る場合、胸やお尻を見ている時間が長いと、「Love」ではなく、「Lust(性欲)」だと判断されているのですね。
自分が他人の振る舞いを見て、そう判断するということは、もし自分がその立場だったら、そうしてしまうと言えるのでしょう。
確かに他の研究結果においても、
長期的な付き合いを求める場合 ⇒ 相手の顔が自分の好みと合っているかどうかを重視
短期的な 〃 ⇒ 相手の体型が 〃
というデータが出ています。
なので、カップルの間で、お互いに見つめ合う時間が多いということは、かなり頼りになる愛の目印となるようですね。
逆に、付き合っている彼とあまり視線が合わないという女性は、その関係を見直してみる必要があるのかもしれません。
(参考サイト)huffingtonpost.com
How To Tell The Difference Between ‘In Like’ And ‘In Love,’ According To Science