厚生労働省は、2013年の日本人平均寿命を発表しました。
<男性> 80.21歳 ・・・世界第4位
<女性> 86.61歳 ・・・世界第1位
となり、なんと男性は初の80歳台へ。
長寿の理由としては、三大死因と呼ばれる
「心疾患」
「脳血管疾患」
「がん」
に対しての治療や診断技術の向上が挙げられています。
さて、寿命が長くなるのは一般的には良いことなのですが、各個人によっては弊害もあり得ますよね。
このニュースに対してのコメントで一番票を集めていたのは、
「自分の足で歩いて、目で見て、歯で食べ物を噛めて、ボケてない、という年齢(健康年齢)が何歳かが重要じゃない?ベットで寝たきり反応ナシの百歳とかなら長生きしたくないなぁ。」
というものでした。
上記は肉体的なことですが、一方で精神的な理由で長生きを否定する人も、その時期になると多く出てくる気がしています。
カラダが元気なうちは気力もありますが、筋力が衰えてくると、やはりふさぎ込みがちになるのは自然ではないでしょうか。
未婚率がどんどん上昇するということは、配偶者も子供もおらず、一人で暮らす人が増える可能性が高いことを意味します。
いくら人前では気丈に振舞っていても、ある真夜中にふと目が覚めて、なかなか寝付けなくて一人暗闇の中、天井を眺めながら我が人生を振り返る。
産まれてきてから今まで良かったと思える体験も沢山あるのに、現在置かれている我が身を思うと、過去の良かった記憶も全て色あせて見えて、自然と涙が出てくる・・・。
欲しかった「高級車」や「高級バック」など、お金で買えるものは充分手に入れてきたけど、何かどこかで自分は選択を間違ったのではないだろうか?と自問自答の日々。。
という体験は、一般的なものになりそうな気がします。
暗い話をしてすいません!
でも、体力と気力の衰えた老後こそ、パートナー(or家族)がいると大きな精神的支えになるのは、確かでしょうね。
そんな経験をされる方が一人でも減ることを祈り、このサイトが間接的にしろ、お役に立つことを願っています。