「離婚率」。
昔に比べて上昇しているのは、皆さん、実感としてお分かり頂けると思います。
バツ1の人なんて、珍しくもなんともない時代になりました。
バツ2の人ですら、知り合いネットワークを使えば、すぐに見つかるでしょうね。
データを調べると、日本では現在「35~40%」と言われています。
一方、アメリカでは、「約50%」。
※データの取り方、計算の仕方が異なる部分があるので、厳密な数字では無いようですが、上記の数字で大きくは間違っていないようです。
日本は、基本的に欧米の文化を良くも悪くも追随するところがあるので、恐らく離婚率も近い将来「50%」近くまで上昇する気がしますね。
さて、今回のテーマの「恋愛結婚とお見合い結婚の離婚率比較」ですが、答えから言えば、
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<離婚率>恋愛結婚 ・・・ 約40%
お見合い結婚 ・・・ 約10%
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となっています。
多くの人が疑問に思うのは、「何故、お見合い結婚は離婚率が低いのか?」ということですよね?
様々な理由は推測されますが、一般的に言われているのは、
1.お見合い結婚は、通常、双方ともに釣り合いが取れている(と第三者が思われる)カップルが多い。
2.結婚を前提の出会いなので、結婚に対して事前によく話し合うため。
3.平均年齢が高めのカップルが多く、理性的に相手を判断できている。
4.第三者の意見が取り入れられやすく、慎重に判断できる。
なんだそうです。
また、突き詰めていくと、離婚しづらいカップルには、ある法則があると言われます。
それは、
「育った家庭環境が似ているほど、離婚率が低い。」
「学歴などの知的教養レベルが近い程、離婚率が低い。」
「(一般基準から判断して)容姿のレベルが近いほど、離婚率が低い。」
「金銭感覚が似ているほど、離婚率が低い。」
「年齢が近いほど、離婚率が低い。」
等々。
ようするに似た者同士の方が離婚の確率が低くなるという、至って自然な話に落ち着くことになるそうです。
お見合いでは、恋愛よりも、双方の属性が同レベルの場合が多いと思われるので、必然的に離婚率も低くなるということも言えるのではないでしょうか。