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前回、「結婚相談所の選び方」においては、皆さんが「結婚相談所」と思っているものにも、
1.データマッチング型サービス(結婚情報サービス会社)
2.仲人・結婚相談所型サービス
の2種類に分かれていて、そこでは、
・本格的なカウンセラーの有無
・成婚料の有無
において違いあるというお話でした。
それでは、「仲人・結婚相談所型サービス」の中で、違いはあるのでしょうか?
まず、皆さんが大きな関心を寄せるポイントとして、
・入会者の数
があると思います。
一番ありがちな思い込みとして、「小さな結婚相談所さんよりは、大手の結婚相談所の方が入会者の数が多い」というもの。
答えとしては、間違いです。
通常、結婚相談所は、「○○連盟」、「▲▲連合」、「■■協会」といったグループに所属しており、その中で独身会員の登録データベースを共有しています。
なので、”一人でやっている結婚相談所A”と”大手の結婚相談所B”が同じデータベースを使っている場合、入会者の数は全く同じということになります。
また、結婚相談所によっては、一社で複数のグループに属している場合があります。
その際には、当然紹介できる入会者の数に違いが出てきますが、その分、複数のデータベースに登録が必要な為、別途費用が発生するのが一般的です。
ちなみに、それぞれのグループによって、入会者の色があるようです。
具体的に言えば、「○○連盟」の入会者は、男性よりも女性が多いとか、「▲▲連合」の入会者は高所得者の割合が他より高い」などです。
あとは、属するグループによって、「提供料金が決まっているグループ」と「決まっていないグループ」があります。
入会金にはじまり、月謝、お見合い設定料、成婚料に至るまでバラバラです。
サービスを受ける側としては、「安ければ安い程良い」と思いがちですが、結婚相談所型サービスの質はカウンセラーの質で決まることが多いので、一概に価格だけで決められないのも事実です。
サービス業一般で言えば、サービス提供において人の介在する部分を減らせば減らすほど、安く提供できることになりますからね。
結婚相談所もしかり。
結婚相談所への入会を考える方は、時間(年齢)に余裕のある人は少ないはずです。
価格にこだわり過ぎて1年を無駄に過ごしてしまうと本末転倒です。
中小の仲人・結婚相談所型サービスは、一度相談に行ってもしつこい勧誘をするところはほとんどないので、あれこれネットで調べるよりも、実際に会って話を聞いてみるのが早いかもしれません。