－　どうして結婚相談所のカウンセラーになろうと思ったのですか？　何かきっかけなどあれば、教えてください。

若い時に結婚相談所のお手伝いをしていた経験があることと、もともとお世話好きな性分からでしょうか。
また、２７歳の時に妻を事故で亡くし、当時２歳と４歳の子供を男手ひとつで育てました。その時に再婚も考えたのですが、なかなか希望に合った相手が見つからずに苦労しました。
そういったこともあり、ＮＰＯ法人として皆様の出会いのお手伝いをしております。

－　ここで結婚相談所のカウンセラーを始める前は、どういったお仕事をされていたのですか？

結婚相談所のお手伝いの他に、旅客運送業や通信サービス業といった幅広い仕事に携わってきました。

－　カウンセラーとして、心掛けていることはありますか？

人の好みは、人それぞれです。
会員様のお話、特に”心の悩み”にしっかり耳を傾けるをいつも心掛けるようにしております。
会員様との信頼が何より大事と考えています。

 －　このお仕事のやりがいはどこでしょうか？

多くの人との触れ合いを通じて、「結婚」という人生最大の幸せのお手伝いができることです。

 －　今のお仕事をしていて良かったと思うことは何ですか？

月並みな言葉になりますが、会員様がご成婚退会されていく時ですね。
特に成婚までの道のりが長かった会員様の時は、いつも以上に感動してしまいます。

－　カウンセラーとして始めたばかりの頃と比べて、お仕事に対してのイメージは変わりましたか？

昔ながらの「お世話好きなおばさん」がいなくなり、大手の結婚相談所が市場を独占していくにつれ、料金は上がり、カウンセラーと会員様の関係もビジネスライクになってしまっているような気がします。もっと血の通ったサービスを業界として届けられるようになればと考えております。

－　プライベートな時間には、何をされているのですか？

ほとんど仕事ですが、時折スポーツ観戦に出かけたりしています。
また、小学生で初段だった将棋は、生涯の趣味であり、時間があればもっと磨きをかけたいと思っています。

－　他の結婚相談所さんとは違ったサービスの提供、または力を入れていることなどありますか？

サービスとして特に変わったことはしていないと思います。
ただ、単なるお相手の方のご紹介にとどまらず、結婚というもののイメージをハッキリさせること、そして結婚後も見据えたアドバイスを行うようにしています。

－　婚活市場の変化を毎日肌で感じていると思いますが、今の婚活市場をどう思われますか？

昔に比べて、市場が商業化しすぎているのかもしれません。
ネットワークが発達して、今までよりも多くの人と繋がる機会が増えているのは良いことだと思います。
ただ、その分、色々な異性に目移りしてしまい、お一人では客観的な判断がしづらくなっているという面もあると思います。

－　この記事を読まれている方へ、何かアドバイスなどあればどうぞ！

一定の年齢になっての”お一人婚活”はお勧め致しません。上手く行かない婚活には、明確な理由があります。
早期成婚となる方に共通するものは「柔軟性」と「優良なアドバイザーの存在」です。
どうか結婚相談所の選択には、単なる広告宣伝ではなく、「成婚者からの直筆のお手紙」など過去の実績を自分の目でみて、決めるようにしてください。

－　以上、インタビューにお答え頂き有難うございました！

Tweet