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The Heart of Santorini / Klearchos Kapoutsis

日本で昔から、口から出る言葉には霊的な力が宿ると言われています。

いわゆる『言霊（ことだま）』といわれているものです。

頭で考えているうちはともかく、一旦口に出すと、そこには不思議な力があるということです。

辛い時、困った時、あなたの口からどんな言葉が出てきますか？

「ムリだ・・」「どうせ私なんて・・」「何でこんな事が・・」など、否定的な言葉が出てきたときは、あなたの心がバランスを崩している証拠です。

足腰が弱ってくると、身体のバランスをとるために、杖や手すりが必要なように、心のバランスをとるのにも杖が必要です。

心のバランスをとるためには、日頃から自分に対して、前向きで肯定的な言葉を投げかけることです。

私はこれを言葉の杖と呼んでいます。「大丈夫！」

「よかったね！」「感謝します！」など、あなたがこれだと思うものをいくつか絞って、持っておくと良いでしょう。

心のバランスを崩しそうになったとき、さっと言葉の杖をつくのです。

そして、言葉の杖を何度も何度も唱えましょう。

その杖は、確実に、試練、困難のただ中にあるあなたを支え、さらにあなたが前進する力を与えます。

やがて、あなたが口にする言葉の杖は、あなたの周りの人をも助けます。言葉の杖をつきましょう。
　

こんなメールをいただいてなるほど納得してます。

常に前向き、感謝の心、肯定的な言葉は自分自身のため、そして周囲の人のためにも大切です。

『言葉の杖をついて』相手を尊重し理解すれば、諍いごとなども起きないと思うのです。

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