皆さん、こんにちは！

表参道にある結婚相談所ブライダル・ハッピーフェアリーの鈴木です。

さて、今回のテーマは、「女性視点で、男性の年収」について、お話してみたいと思います。

婚活市場では、「男性は年収」、「女性は年齢」が重視されると言われています。

確かにそういった一面があることは否定できません。

インターネットやテレビなどで、女性が男性に求める理想の年収は「６００万円以上」というようなニュースを見かけたりしたことはないでしょうか？

実際に、初めて結婚相談所にいらっしゃる女性の中にも、同じような金額を理想とされる方が少なくないのも事実です。

しかし、「独身男性」、「２５歳～３５歳」、「年収６００万円以上」という条件が揃った男性となると、世の中全体の５％未満というデータもある通り、
高収入の方の登録が多い結婚相談所でも人気が集中します。

仮に、３０代前半の男性であれば、職種にもよりますが、やはり「年収４００～５００万円」程度が平均ということになります。

そういった中で、男性に一定以上の年収を求める結婚のメリット・デメリットを考えてみます。

「年収は単純に高ければ高いほど、良いのでは！？」とお考えの方も多いと思いますが、そこには『トレード・オフの関係』があるのです。

※『トレード・オフの関係』・・・一方を得れば、他方を失う関係のこと。

ここでは、話を分かりやすくするため、「年収８００万円」の男性Aさんを取り上げてみましょう。

男性Aさんは、一般的な男性の倍近くの年収を稼ぐだけあって、お仕事で多忙な毎日を送っています。

こういった方とお付き合いしたいという場合、お見合いの段階から相手のペースに合わせることを要求されるケースが多いのです。

お見合いは、土日。　平日のデートは、出来ても夜８時以降が当たり前。

もちろん、それは結婚してからも続きます。

平日は毎日朝早く出かけて、帰宅は夜の１０時、１１時。

男性が重要な役職についていたりすると、有給などのお休みもなかなか取れなかったりするものです。

最近は子供の入園式・卒園式などのイベントにおいて、両親同伴で参加されるケースが多くなっていますが、そういったことも叶わなかったりします。

家に帰っても、ご主人が帰ってくるのは、子供が寝静まった後。

経済的には困らない生活を送っていても、どこか求めていた家庭像とは違って感じる人も多いのではないでしょうか。

一方、平均的な『年収４００万円』の男性を選んだ場合。

最近は、ブラック企業と呼ばれる給与に見合わない労働を強いられる会社もありますが、一般的な会社であればそこまで時間外の仕事は多くないはずです。

そういった方とのお付き合いは、案外すんなりといくケースが多いですね。

交際に入っても、週に１度は必ず平日デートをしたり、会わない日でも頻繁なメールや電話のやり取りなどで、お互いの親密度を急速に上げていけます。

結婚後も、肉体的・時間的余裕からか、ご主人が家事を率先してやってくれるというイマドキのご夫婦が多いようにも思います。

ここでこういったお話をすると、

「年収４００万円では、やっていけないのではないですか？　子供を大学に行かせたりできるのでしょうか？」

という質問を受けることがあります。

答えから申し上げると、多くの方が実際にそれでやっていけています。

大学にしても、多くの方が奨学金などを有効に使いながら、普通に卒業させています。

今までずっと『自分の為だけに稼ぎ、生きてきた』独身者の視点で考えると、自分の生活以外に子供の分も賄わなくてはいけない！と考えるので、足りないように感じるのかもしれません。

でも、実際には夫婦という形で２馬力で頑張っていく訳ですから、子供の事を含めて色々なことが何とかなるのです！

これは私の個人的な感想ではあるのですが、飛びぬけて高収入の方と結婚された女性より、平均的な収入の方とご結婚された女性の方が、結婚後に幸せそうな雰囲気を醸し出している人が多いようにも感じます。

もちろん、ご本人がどういったご家庭で生まれ育ったのか？　どういったご家庭を築きたいと思っているのか？　など条件によって異なりますので一概には言えないのですが。。

という訳で、プロフィールの「年収」ばかりにこだわるのではなく、トータルで相手を見る目を養われることをお勧め致します。

とはいうものの、最初から相手のプロフィールの裏まで読み取るのは難しいものです。

お見合いや交際を重ねていく中で、痛い思いをしながら、学んでいくことも沢山あると思います。

一人での婚活は、心が折れそうになることもあるでしょう。

そんなときは、経験豊かで頼りになるカウンセラーにご相談されることをお勧めします。

頑張る皆さんを応援するのが、私たちの仕事であり、やりがいですから。

婚活しているみなさまを応援しています。

＜ブライダル・ハッピーフェアリーのインタビューページはこちら＞

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