婚活ストーリー

諦めかけていた結婚への想い

2015.10.29

諦めかけていた結婚

姉、そして弟に挟まれた中間子という立場である私は、両親からの愛情というものにとても飢えて育ってきたのではないかと思えることがあります。

姉はと言えば、一人っ子時代を過ごしているので必然的に親の愛情を一身に受けたという経験があり、弟は末っ子で長男ということで、両親から過保護なのではと思うくらいの愛情を受けていたと思います。

そして私はと言えば、真ん中という立場のせいかなんとなく後回し的な立ち位置にあったように実感しています。

姉は早々に大学時代の同級生と結婚を決め、実家から遠い県外へ嫁いでしまいました。

次は私の番だと思っていたのですが、ほぼ結婚を決めていた大学時代から付き合っていた彼と30歳になる直前に別れてしまいました。

10年近く付き合っていただけに、耐えられないほどの喪失感を感じ、友達から合コンなどに誘われて参加しても、しばらくは全く楽しむことはできませんでした。

そして数年間は、合コンで知り合った男性や会社関係の人にも誘われたりしたものの、なんとなく気乗りがせず、恋人同士という関係に至ることはありませんでした。

 

そんなことをしているうちに、今度は弟の結婚が決まりました。

実は私の両親は双方とも糖尿病で、父に至っては糖尿病網膜症で失明寸前です。そのため、何かと介護が必要なので、同居までは求めませんが、弟には実家近くに家を構えてもらいたいと思っていたんです。

しかし、蓋を開けてみればお嫁さんの実家近くで暮らし始めてしまいました。

 

両親の面倒は私が見なければいけない、そんな使命感のようなものが生まれ、私はこの先結婚は無理に違いないと思ったものです。

それでも、その時は30代も後半にさしかかるという年齢だったので、結婚をすっぱり諦めたわけではありませんでした。

一生独身で過ごすという選択が出来るほど私は強くはないので、出来ることなら、実家近くで生活できるという条件をのんでくれる方であれば誰でもいいという気持ちでいました。

でも、たった一つの条件なのにもかかわらず、この条件に合う人というのは見つかりませんでした。

年齢もどんどん上がってしまうというのもネックであると思いますが、周囲の友達がどんどん結婚をしていく中、合コンに誘われる回数も減り、それに比例するように出会いの場も減っていき、男性に誘われるということもめっきり減ってしまいました。

 

実は、39歳になったら結婚相談所に登録しようと密かに思っていました。

私の知る限り結婚相談所を利用して結婚に至ったという人はおらず、また、39歳という年齢で果たして需要はあるかといえば疑問しか湧きませんでしたが、私にとっては最後の砦です。

どんどん高齢になっていく両親を見て、両親を看取った後に一人で生きていく自信がないと思った私は、藁をもすがる気持ちで一縷の望みを託し、結婚相談所に登録しました。

最近はインターネットでお相手のプロフィールを見てマッチングが出来るようなシステムになっているのですが、私がイメージしていた結婚相談所に登録している男性像というものを覆すような、なぜ今まで結婚に至らなかったんだろうと思えて仕方がないような男性の方々が登録されていました。

お互いにマッチングするとコーディネーターの方を含めた3人でまずは会います。

何人か紹介をして頂きましたが、私の条件である実家の近くで暮らしたいという条件を満たすだけではなく、人生のパートナーとして、お互い尊敬でき幸せな家族を築けるような素晴らしい方と出会うことが出来ました。

 

現在、私の実家に二世帯住宅を建てて生活を始めました。

子供の頃に感じることのできなかった両親からの愛情ですが、今やっと手に入れることが出来ていると実感しています。

そして何よりも最良の伴侶を得たという喜びや幸せをかみしめずにはいられません。

何度も諦め、そして挫折しかけた結婚ですが、諦めずに最後まで挑戦し続けて本当に良かったと心の底から実感しています。