婚活ストーリー

オンラインゲームで結婚相手を見つけた話

2015.08.27

オンラインゲームで結婚相手を見つけた

自分に自信がなかったため、男性と付き合った経験がないまま30歳になろうとしていました。

婚活にもイマイチ積極的になれませんでした。

親や友人はそんな私を心配して、良さそうな人がいると紹介してくれたのですが、やはりそこでも自分の自信のなさから、ずっと会うのを断り続けていました。

その結果、一度も恋愛経験なく30歳目前となってしまったのです。

自分の中では、「もう結婚は無理なのかもしれない」と諦めの気持ちが出ていました。

ですが、一生独身で過ごすのだと思うと、寂しく哀しい気持ちにもなることもありました。

 

 

そんな私の趣味はネットのオンラインゲームです。

30歳近い女がゲームなんてと、よく親からは叱られていました。

しかし、私にとっては唯一楽しみにしている趣味でもありました。

仕事から帰ると毎日のようにゲームにログインしていました。

オンラインゲームですので、他プレイヤーとチャットでコミュニケーションを取ることができます。

年齢も性別も住所も名前も全く知らないゲーム内の仲間たちですが、1年、2年と長い期間一緒に遊んでいると、交流が深まってくるのです。

ゲーム内なら、自分の自信のなさを見せずに積極的に会話できることから、ますますゲームにのめり込むようになりました。

 

 

そんなある日、いつものようにゲームで遊んでいたら、いつも一緒に遊んでいるメンバーの中の1人からリアルの仕事の相談を受けました。

ゲーム内の事以外の話をしているうちに、徐々にそのキャラクターの人物と仲良くなり、お互いの年齢や性別などを明かす流れになりました。

年齢や性別ぐらいなら問題ないと思ったので、正直に伝えたところ、同じ年齢の男性あることが分かりました。

ゲームの世界では、女性キャラクターを使う男性も多いので、実際の性別は聞くまで分からないのです。

性別と年齢を明かしただけですが、これによって、ますます私達は近づいた気がしました。

その後は、ゲーム内でもよくチャットでその男性とリアルの話をするようになりました。

すると、スカイプを使って話さないかと提案されました。

スカイプとは、ネット上の回線で無料で通話できるサービスです。

正直、彼の声が聞いてみたいと思っていたところだったので、思い切ってその提案を受けました。

そして、スカイプで話した時、初めて、今までゲーム内のチャットで会話していた相手が生身の男性であることを実感しました。

初めて聞いた声は、思っていたよりも少し高めの声でした。

しかしやさしい口調だったので、男性に慣れていない私でも楽しく会話することができました。

 

 

その後は、ゲームにログインしている間は、ずっとスカイプで会話するようになりました。

声でのコミュニケーションになってからは、より一層リアルの話をするようになりました。

そして少しずつ仲良くなっていくなかで、気が付けば、今まで男性と付き合ったことがないことまで話してしまいました。

すると、ある日相手の男性が「一回実際に会ってみないか」と言い出しました。

これには、さすがに躊躇しました。

これまでチャットやスカイプでコミュニケーションを取ってきたので、なんとなく人となりは分かりかけていますが、実際に会うのはハードルが高いと感じました。

もしかして、実際に会ったら私のことが嫌いになるのではといった不安もありました。

そのことを正直に行ったところ、彼から「それであれば、数人のグループで集まるならいいかな」と仲間で集まる提案をされました。

その中には女性も何人かいるようなので、それならばとその提案を受けることにしました。

 

 

そして、運命の日がやってきたのです。

3年近く、オンライン上でコミュニケーションを取ってきた人と、好きになってしまった男性と実際に対面したのです。

彼は、背が高く眼鏡をかけていて、真面目で誠実な感じの風貌でした。

それを見た時に、とてもドキドキしてしまい、いつもスカイプで話しているように会話できませんでした。

ですが、それでも積極的に彼の方から話かけてくれたので、とても嬉しかったです。

そして帰り際、「お付き合いしませんか」と、人生で初めて交際の申込みをされました。

自分に自信が持てず、嫌われてしまうとばかり思っていたので、思わず嬉しすぎて涙が出ました。

その後は、以前と同じようにオンラインゲーム内やスカイプでコミュニケーションを取りつつ、たまに休日を利用してデートを重ねました。

 

 

そして、初めて会ってから1年後、私達は結婚したのです。

ゲームがきっかけで結婚相手との出会うこともあるのだなと思いました。

おそらく、趣味が同じだったことで、異性が苦手だった私でもお付き合いすることができ、結婚にまで至ることができたのかなと思います。

今思えば、あの時勇気を出してスカイプで話しをしたこと、そして実際に会う提案を承諾したことが人生の岐路だったのかもしれません。

傷つくのが嫌で、苦手苦手と自分に言い訳をして、なるべく異性に会わないように生きていましたが、時にはダメ元で飛び込んでみることも大事なのだと、あの時あの決断をした自分を褒めてあげたいです(笑)