婚活ストーリー

オタク趣味がきっかけの結婚

2015.09.28

オタク婚活
Singapore, Dec-2014 / maltman23

一度も異性とお付き合いしたことがなく30歳の誕生日を迎えてしまいました。

私の周りの友達はほぼ全員30歳になった時には、結婚していました。

私だけが、恋愛経験なしのままで取り残されてしまった感じがしていました。

おそらく、このまま私は恋愛や結婚に縁がないまま年を取っていくのかもと思いました。

なんだか、そんな事を考えるとふと寂しくなることもありました。

 

そんな寂しい日々を送っていた私ですが、アニメオタクという一面もありました。

世間で言う所の「オタク」というやつです。

私自身は、オタクとは思っていなかったのですが、周りの友達からはオタクだと言われます。

このオタク趣味がよりモテないオーラを出しているとも言われました。

しかし、周囲に何と言われようと、アニメを見たり、アニメのゲームをしたりする時がとても幸せに感じられたのです。

そのため、30歳になってもまだ婚活もせずに、アニメフェスタなどのイベントにも積極的に参加していました。

 

 

そんなある日、東京で行われた大規模なアニメのイベントに参加した時のことです。

ある人気ブースのグッズを購入しようと走り出した時、突然右側から走ってきた人とぶつかってしまいました。

手に持っていたスマホやらペットボトルやらが散らかってしまいました。

ぶつかってきた男性がすぐに拾いながら「すいません」と謝ってくれました。

「こちらこそすいません」と言って、その場は別れました。

 

ようやくお目当てのブースの列に並んだところ、先程ぶつかった男性もすぐ前に並んでいました。

お互い顔を見た時に「あれ」となり、そこから会話が始まりました。

趣味が同じだけに、すっかりアニメの話題で盛り上がりました。

そこで、せっかくなのでメルアドや電話番号を交換しました。

これがきっかけで私達は、このイベント後も毎日連絡を取り合うようになりました。

主な内容はアニメの情報交換だったり感想だったりでしたが、それが楽しくて、毎日がバラ色になった気がしました。

私の場合、異性と毎日連絡を取り合うことなんて初めてのことだったので、すでに擬似恋愛感覚になっていました。

 

そんな関係が3カ月ぐらい続くと、徐々に相手のプライベートなども知ることができました。

どうやら年齢が同じ年ぐらいの会社員で、付き合っている女性はいないようでした。

その話を友人にしたところ「こうなったら付き合っちゃいなよ」「あんたと相性がいいのは彼しかいない」と告白するようにアドバイスを受けました。

そこで思い切って告白しようと思ったのですが、なかなか言えずに数日が経ってしまいました。

 

 

すると、ある日、彼からいきなり「お付き合いしませんか」と告白されました。

告白されたことも初めてだったので、思わず涙が出てしまいました。

すぐに「はい」と返事をして付き合うことになりました。

ただ、付き合うといってもお互い遠距離となるため、会うのは月1で会えればいい方でした。

それでも、毎日欠かさず連絡を取り合うようにしました。

付き合うようになってからは、PCのスカイプなどで顔を見ながら話すこともありました。

こうすることで、より身近に感じられると思ったからです。

お付き合いするようになってから知ったのですが、どうやら彼も今まで女性と付き合ったことがなかったのだそうです。

そのため、お互いが恋愛初心者同士で、何もかもが分からないことだらけでした。

デートで出掛ける場所と言えば、アニメのイベントだったり、グッズショップだったりすることが多かったです。

ですが、他のカップルとは違っていたとしても、私達が幸せと思えるのならいいのだなと思いながら過ごしていました。

とにかく、私達は趣味が合うことが一番の強みとなっていました。

 

そんな関係を続けて2年経った時、彼からプロポーズをされました。

私としても最高の相手だと思っていたので、すぐにそのプロポーズを受けました。

誰ともお付き合いをしたことなく、半ば結婚を諦めていた時もあったので、まさか結婚できるなんて思ってもみなかったです。

私達の出会いは、まさかのアニメのイベントでした。

そう考えると、どこに出会いのチャンスが落ちているか分からないと思いました。