コラム

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「お互いに知らないところ」があってもいい。

2016.03.15アドバイス
けい花 代表カウンセラー 久保 明

keika結婚相談所

「私はかなり自分のことを彼氏に話しているつもりなのですが、彼の方はあまり自分のことを話したがらないんです。何か見えない部分もあって…。
かといって、自分にも彼には話せない部分がないかといったら、そうではない。でも、すべてとは言わないけれど、もっと自分のことを話してほしいという思いがあります。
彼の心の中にできるだけ入りたい、受け入れてもらいたいんです。無理な話でしょうか……。」

 

一言で言えば、無理!

彼の内面の全てを知るなどとは不可能なのだ。

もちろん、自己開示は深い付き合いには必要だ。関係が深くなるにつれ、
もっと相手のことを知りたいと思うのは当然だ。

恋愛中でも「私に隠し事をしないでね」と口にする女性もいるが、その気持ちも分からなくはない。

相手の心の中を知れば知るほど心が安定するからだ。

カードゲームをやっているときに、相手の手の内が見えれば、こちらの
対応もしやすくなるといった心理である。

勝つことを目的としたゲームのときのように、自己防衛のために、対処の
策を考えるという面が男女の関係にも多少はあると思う。

「勝つ」とは、自分を失わないということ。

関係の中で主体性を維持していく為には当然である。

 

その一方で、恋愛関係の相手はゲームのときの「敵」ではなく、むしろ、
相手を「身内」として相手に同化したい(同化されたい)という心理がある。

そこから自己開示によって共有体験を多く望むようになるのだ。

お互いの自己開示は、相手にとって自分は重要な存在であるという意識の
証になるのだ。

 

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